理学療法士としての活躍

このページでは理学療法士の現実的な事柄である「活躍の場」「給料」「働き方」といったことについて書いていきます。
国家資格取得率の高い医療専門学校を卒業した後に必要なことは何なのかを紹介しています。

▼理学療法士の就職と活躍の場
理学療法士は病院/リハビリ施設/高齢者養護施設で働くことが多いです。この中で、理学療法士の就職は進学した専門学校と結びついていることには知っておいていい事項でしょう。医療の専門学校は地域の実習先と長く関係を持っていることが多いので、地域の医療機関への就職はよく見られることです。その医療機関も大きく前述の3種類に分かれ、どの施設でも他の医療従事者と一緒に働くことになります。実習の段階で理解できることですが、理学療法士を含めた医療従事者は同僚と連帯して患者さんのリハビリにあたらなければなりません。連携が上手くいくほど患者さんのリハビリもスムーズに進むので、地域の医療機関をまわる実習でしっかりと学んでおきましょう。また理学療法士はスポーツ選手のリハビリに付き添うことも多いです。肘や膝のケガはスポーツ選手にはつきものなので理学療法士の需要は多いです。その場合は一般人とスポーツ選手の身体的な違いも理解しておかなければならないでしょう。身体について深い造詣と理解を持つことは、理学療法士としての活躍の場を広めることになります。

▼理学療法士の働き方と給料
理学療法士は病院などの医療機関に就職して働くことが一般的です。そのため給料も一般的なサラリーマンのように段階的に上がっていく制度であり、独立して稼ぐということをする職業ではありません。理学療法士の平均給与は400万円です。その後給料が上がっていく人はいますがそれはその医療機関で出世したから上がるということを意味します。つまり資格を得れば安定した生活を望める職業であるといえます。転職をして給料が上がっていく場合もありますが、それは大きな医療機関に転職して給料が上がるというケースです。つまりは理学療法士も国家資格取得とともに就職が大事であるといえます。

▼これまでを踏まえた医療専門学校の選び方
理学療法士として真っ当に活動していくためには、国家資格取得率と就職率が高い医療専門学校に進学することが第一です。そのふたつの指標はその専門学校の教育の充実度を示しているといえます。それ以外には実習の充実度/近隣の医療施設との密接度/授業以外の学園生活の充実を挙げていいでしょう。オープンキャンパスに通いながらこれらの情報を取得していき、資格取得後のことを考えて医療の専門学校を選びましょう。