理学療法士には、専門性の高い知識が何よりも必要ですが、患者の立場に立って物事が考えられるようでなければいけません。
もちろん、患者のわがままに耳を傾けろと言うわけではなく、あくまでもこちらが一見下手に出てるように見せかけて上手く患者を操縦していくんです。
正面からぶつかると問題になるかもしれないので、そこは上手く話術で操作していくだけの能力があるといいですね。
そのため、理学療法士にはコミュニケーション能力が問われます。
ただ単純にコミュニケーションを図ることも大切でうが、日常の何気ない会話から、患者の小さな内面の変化を感じたり、身体の不具合を察知することができます。
患者は自分の身体とは言っても、身体の構造などには詳しいわけではありません。
その為、本人はなんともないと思っている違和感がもしかしたら重大な症状の可能性がるという話は決して0ではありません。
それらを聞き出すためには、理学療法士と患者との間に信頼関係がなければできません。
一方的にリハビリを処方するだけではなく、患者の話を聞いたりすることもとても大切なことなんです。