理学療法士と作業療法士

リハビリテーションに従事する職業として、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士があります。

その中で、理学療法士と作業療法士はどう違うのでしょうか。

一般的には、理学療法士が体育会系、作業療法士は文化系と分けられているようです。

これまで書いてきたとおり、理学療法士は、大きなケガをした方、また障がいを持っている方が立つ、歩くなどの基本的な動作を出来るようになるためのリハビリをともに行う仕事です。

これに対し、作業療法士は、ある程度身体能力が回復した患者さんが、手芸や工作などを行い、日常生活に必要な能力の回復と向上を目指すリハビリの手助けをする仕事です。

段階の違いといってもいいのかもしれません。

それでも、どちらの職業も正しい知識と実習がなければ、就ける仕事ではありません。

まずは専門学校で3~4年間の勉強をして、基礎的なことを学びましょう。

そして国家資格を取得し、現場で働くという流れです。

リハビリに関しては、医師やその他の医療従事者の協力が欠かせません。

どの人とも知識を共有し、意思疎通を図れるように専門学校で学びましょう。